海外業務提携で山形の可能性を広げるヒーロー! ホクシア株式会社 安孫子大輝さん
今回はホクシア株式会社の安孫子大輝さんにインタビューさせていただきました。
についてお話しくださいました。
地域を理解し、さらに良くするために国と地域の架け橋になる...その姿はまさにヒーローでした!
―本日はお時間をいただきありがとうございます。よろしくお願いします!
会社の特徴を教えてください。
よろしくお願いします!
まず、事業内容からお話ししますね。端的に言うと家具屋で、ここで家具を作っていますが、ちょっと特殊で普通の家具屋さんと違います。
建設会社がビルとか建てているものの、建設会社って、実は、自分で働かないんですよ。自分でカンカコンコン作業していなくて、様々な所から業者を集めて、チームを作って、ビルを1つ立てるとか、マンション建てるという形になっているんですね。 このような建設会社をゼネコンといい、我々のお客様になります。マンション等を建設会社が建てる時に、家具の部門を我々が担うという1つ特徴になっています。
マンションが結構多いので大量生産もしますが、1点1点違うので、ミリ単位で設計していかなきゃいけないんです!だから、大量かつ細かさみたいなところが、どっちも必要になってきます。今はほぼ機械ですが、創業の時は私の祖父が、手作業で作っていました。だから、会社として60年間の蓄積あるんですよね。なので、大量生産だけひたすら機械で作って、カバーできないようなところは60年間の職人的な気質もあるので、手でも作ります。他の会社にはできない細かいタイプができたりしますよ。
これらが我々の強みなのかなと思っています。
そういうことをやっている会社は、結構少ないです。おそらく日本でも、決して多くない業態と思っています。東北のマンションでは、うちの会社は家具の部門において、トップシェアをいただいているというような形になっています。
そして取り付けまで全部やるんですよ!なので、これ作って、現場に持っていって、現場を管理して、 これをこの形にするなど細かいところまで全部やっています。
他に特徴的なところで言うと、うちの会社の年齢層がかなり若いです。
今、平均33歳ぐらいです。若いことを目指してこうなったわけではなく、ただ若い人にもガンガンチャンスを与えていくことを重視しています。
例えば、中途で入って経験があったとしても仕事で成果出せない人よりも「若い人でやる気さえあって、 どんどんやってくぞ!って人に関しては、もう全然何歳でもいいよ。ここで働きなよ!」と言った考えを持っています。
役員に関しては、多分最年少28歳とかで役員なっているんですよ。現場のチーム見ている人たちも、本当に若い人だと20歳前半の人もいて、既にチームを抱えて全体を見るなんてことは普通にやっています。このような人たちが集まってきた結果が、“平均年齢33歳”という数字が出てきているんじゃないかと思います。
もう1個特徴があります。それはフィリピンにオフィス持っていることです。
日本の平均年齢って知っています?日本人の平均40代くらいなんです。じゃ、フィリピンって何歳か知っていますか?…24歳なんです!
なので言いたいことわかると思いますけど、活気もあるし、若い人も多いしっていうところで、フィリピンで業務提携とかも協力体制組んでやってこうっていうようにしています。 ビジネスプロセスアウトソーシングっていうんですよ。フィリピンのメンバーには図面などを制作してもらっています。
そして今年(2023)の1月から、フィリピンにいる人たちに、またここで業務をしてもらう予定です。フィリピンから2名来て工場でも一緒に働くという形にしていて、今どんどんグローバルになっています!
―フィリピンメンバーと働いてどのような変化がありましたか?
山形の会社は山形出身の人が結構多くて。多分、どこの会社も結構そうだとは思うんで
す。それはそれで、地域のためにやっているので素晴らしいと思うんですけど、ただ、そこに欠けているのって、多様性だったりするのかなと感じています。
うちの会社も、そうだったんですよ。うちの会社も、やっぱり山形の人が多くて、ずっとやってきたんですけど、でも最近は埼玉などの県外の人が入ってきたり、フィリピンから山形に来たりしているんです。
いろんな人が入ってくると、コミュニケーションを活性化したり、今までここにいる社員の見られなかった一面が出てきたりするんですよね。 だから、「多様性ってなんか面白いな」と思っています。そこに入ることによるプラスっていうよりは、意外に元々あったものから何か引き出されるんじゃないかと自分はちょっと感じているところです。
―次の質問です。ホクシアさんではDXの推進も行なっていますが、DXを進めていこうと意識したきっかけはなんですか?
私が入社した4年前に最初に感じたのが、「なんでこのやり方してんだろう」でした。
端的に言うと家具屋なので図面を大量に扱うんですが、その分管理が大変でした。わざわざ残業して図面の整理をしていたこともあります。それってとてももったいないことだなと感じました。そこからすぐ全社員にipad配りデジタル化しましたところから最初の始目ました。実際やり始めると、みんな勝手にやるんですよね。なぜなら、人間って楽な方がいいから。一度その土壌を作ってさえしまえば、ある程度は、みんなやってくれるんですよね。
フィリピンメンバーとのやり取りする上でもかなり役立っています。
フィリピンともリアルタイムで繋がれますし、どんぐらい業務成果出ているのか、個人ごとの仕事内容や仕事の量とかも1発で変わるんです。
製造業なので、工場で作らないといけないし、設置作業などがある場合には行かなければいけない場面はあります。ただ、それ以外のところは、時間や場所にとらわれずどこでも仕事できる働き方にしていきたいと考えています。
またちょっと、ま、海外の話になっちゃうんですけど、フィリピン人が1月からこの本社に来ます。彼らは日本語勉強してくるんですけど、 多分ほぼ喋れないんですよ。喋れない国で仕事するって、結構どう考えても辛いじゃないですか。
自分はタイに1年住んでいましたが英語もタイ語も喋れませんでした。だから、その時の辛さとか経験がなんとなくこう、自分の中ではあって、 彼らにその思いはしてほしくないなっていうところが根底にあるんですよね。
なので、少しでも仕事を早く覚えてほしい、 仕事の中で迷いも発生しないようにしたいってところを強く思っています。
そのために今フィリピン人用業務マニュアルを作っています。
日本語で作業の流れを打ち込むと、勝手に自動翻訳してくれます。でも、変に翻訳される部分もあるので気を付けなきゃいけないんですけど、それ以外はもう勝手に翻訳されます。多分これ彼ら見ながら仕事すると思います。
DXって言い方があまりしっくりきてないんですけど、「みんなが仕事しやすい環境にする」っていうことがDXだと自分の中で解釈しています。
ういうことが、みんなが仕事しやすい環境はどうなの。って言うと、 「明確なってこと」だと思うんですよ。指示であったり仕事の内容が、明確になっているところあるんじゃないかなと。 それを実現するために、こういったデジタルを活用していくっていうのが、今の基本スタンスです。
―今後どのような山形県にしていきたいですか?
地元だし、せっかくだから目立ってほしいです!
でも、やっぱり山形に帰ってきて思うところは、
いい・悪いはあるとして 、いい面を伸ばしていくってことが必要だなと思っています。
結構、外国人にアピールできるだけのポテンシャルは持っているんじゃないかと非常に感じているわけですよ。温泉であったり、食べ物であったり、昔からの文化であったり、海外の人に発信できるものがいっぱいあると思います。
やっぱり海外の人にどれだけ来てもらえるかっていうのが、その土地の価値になると
私は考えています。
なので、私は「海外に発信できる山形」みたいなところに貢献していきたいです。
そのために今やってる、このフィリピンとの事業を一生懸命頑張って、フィリピンの人にも、この山形の価値に気付いてもらって、 で、その人たちが、もし帰った時に、山形は素晴らしいとこだったっていうところから、少しずつ始まっていくんじゃないかと思っています。
ーどんな人と働きたいですか?
私は、いろんな人がいていいと思っていて、漠然としていますが「どんとこい!」みたいな感じなんですよ。
こういう経験を持っている人がいいとか、こういう価値観を持っている人がいいとかは気にしていません。やっぱりいろんな人が絶対面白いんですよ。あの業界の常識は外の常識だし、逆に外の常識は我々の非常識なんで、中にいながら違いを体感できるっていうのも、やっぱそういうなんか違う畑にいた人が入ってくるっていってしか味わえないじゃないですか。そこを楽しみつつ高め合っていける人たちと私は働きたいですね。
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